「カンボジアになぜ興味が湧いたのか」兵頭栄介ブログ(5)

兵頭栄介

2017年5月
一般的な観光旅行とは違うカンボジアへ、なぜ?行きたいと思ったのか・・・

私の国、日本は戦後GHQの占領政策により、憲法9条を掲げ、軍事をタブー化し、共産主義思想や共産主義国家が招いた恐ろしい歴史にベールを包み、実質的に武装放棄をした国際的にも珍しい国です。その現状を維持する為に政治家もメディアも国民に対し不都合な情報は歪曲し、どんなに周辺諸国からミサイルを向けられても政治家やメディアも見て見ぬふり、国民の不安を煽るような情報には何らかの検閲が掛かった様な状況になっております。その為に国民は本質的に自国を守るという概念を失い、私も含め防衛の為であっても軍隊や争いを極端に嫌い、戦後75年経っているにもかかわらず、日本は国民を守らない体制を維持しております。私達自身も口では「平和を愛する」と言いながらも本当の平和や自由の意味を机上の空論でしか想像できなくなっております。

そして第二次世界大戦後、海洋国家日本から見ると世界は平和を取り戻したかの様に見えますが、ユーラシア大陸では、常に戦争や侵略、ジェノサイドが行われてきました。1997年に上映されたブラッドピット主演の映画「セブン・イヤーズ・イン・チベット」当時、私は20代前半でしたが、最後のシーンは印象的で今も忘れられません。

そしてカンボジアの悲劇も第二次世界大戦後の事であり、未だリアルに戦後処理が終わっていない国でもあります。現在でも地雷や不発弾が400万個から600万個も処理できずに残されていると言われています。
しかも、当時ポルポット派が共産主義思想に染まり、共産主義国家などから武器供与を受け、170万〜200万人とも言われる自国民を(当時のカンボジアの人口約750万人)虐殺してしまった、悲しい歴史を持つ国だと、高山良二氏を通じて知りました。

特に海洋国家の日本にはわからない、大陸国家ならではの苦悩の歴史や現実を現場で見聞きする事は、平和ボケした私にとって間違いなくリアルな平和や自由の尊さを感じ考えるきっかけになると思い、この旅を決断しました。

是非、皆さんもカンボジアへ行って下さい!

つづく・・・

カンボジア参考資料のご紹介
写真右:「キリングフィールド」ポルポット時代を生き延びたリアルな証言をもとに作られた映画です。
写真左は「カンボジアの戦慄」こちらもポルポット時代の生き残りの方の証言をもとに作られた書籍です(今は絶版となり購入不可能)
こちらの証言者は、なんと日本人女性です。ある日、旧サイゴンにある旧日本大使館に真っ黒に日焼けした日本人が飛び込んできた事からこの書籍が作られました、参考までに。

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