「タイのゲストハウスに到着」兵頭栄介ブログ(第7話)

兵頭栄介ブログ

2017年5月

やっと、タイのバンコク市内にあるゲストハウス(本日泊まる宿)につきました。

店内に入ると入口奥の部屋に、この宿を管理する親子二人(多分)が寝っ転がってテレビを見ていました。

受付に行くと、娘の方が起きて来て愛想良くチェックインの対応を英語でしてくれましたが、私は英語すら話せません(^_^;)

しかし!!
すっかり慣れてきた身振り手振りでチェックインを難なく済ませ、2階の指定されった部屋へ行きました。

綺麗ではないが、やっと一人になれる空間に「ホッ」っと一息つきながら、ベットに座り、備え付けのテレビのリモコンを操作してテレビを付けました・・・ザーザー!砂嵐?

チャンネルを変えても全てのチャンネルが砂嵐です??

電源は入るけど、どのチャンネルも映りません???

部屋に備え付けのテレビがあるのは間違いありませんが、映りません?
もしかしてテレビは置くだけで映ると思っているのでしょうか(笑)ま〜いいでしょう・・・

仕方がないので、シャワーで汗を流し疲れを癒そうとシャワーに入りました。

お湯が出る方へノブを回し、お湯が出るまで暫く待ちました・・・

しかし!
裸のまま待てど暮らせどお湯が出ません?
こちらもテレビと一緒で・・・

注意:お湯のマークが有るからと言って、お湯が出るわけではありません!(汗)

しかも想定外の冷たいシャワーに逆に疲れました(T . T)

しばらく横になり、翌日乗るバス停の下見と食料の確保の為に周辺の散策に出かけました。

宿から徒歩15分行った所にスーパー「テスコ」を発見!周辺にもケンタッキーの看板も見つけました、っと言うか離れた所に二つあります・・(汗)

そしてどちらの看板の下にもバス停らしき物は全くありません、本当にこの場所にバスが来るのか?って感じです(^_^;)
ま〜良いでしょう!!

スーパーの駐車場には車がいっぱいです、なにげに駐車場に停まっている車を見渡すと、ほぼ日本車でした。その瞬間、日本の自動車産業の凄さと信頼度の高さを感じ、この光景には日本人として誇らしく思いました。

とりあえず食料を確保する為にスーパーへ!
店内には様々な見た事もない野菜や果物が沢山ありました。

何か買おうと意気込んでいましたが、出発前に多くの知人に「食べ物や飲み物には気をつけて、スーパーで売ってる水でも危ない、お腹壊すよ・・・」って言われた事を思い出し、結局なにも買えませんでした。

日本の空港で買った水で我慢するか・・」

スーパーから帰る途中、道端に庶民的な食堂がありました。

地元の人が通う食堂

地元の人が通う食堂

外から、しばらく中の様子をじっと見ていると、美味しそうな雰囲気が漂っていますが、調理場がちょっと広めの公園の手洗い場の様な場所で、飲み水はクーラーボックスの氷をコップに入れ、ホコリを被った黒ずんだウォーターサーバーから水を汲んで各自が飲んでいます。

こう言う所で食べるとお腹を壊すのかな・・・」っと思いながら眺めていると

一人の営業マン風の白人男性が中に入り食事をはじめました。

地元の食堂

それを見た瞬間、日本人は清潔なのかもしれないが「お腹壊す、汚い、不潔」と考える事は、保身的で相手の立場を考えていない、非常に失礼な考え方なんじゃないかと思いはじめました。そして次の瞬間、食事をする地元の人達の後ろ姿を見ていると、こんな声が聞こえた気がしました。

昔の日本人はそんなんじゃなかったぞ・・どしたんや最近の日本人は・・」っと。

先日、愛媛県に来た安藤忠雄さんがテレビでこんな事を言っていました。

「一昔前、海外では日本みたいな国を目指さないかん!っと目標とされていたのに、最近では拝金主義に落ちぶれた日本人みたいになったらいかんで!っと言われているんですよ」・・・っと。

私達のお爺ちゃんの世代が一生懸命、日本の価値を高め、車にしても良い物を作り、信用を得てきたが、その子や孫の世代がバブルに浮かれ

本当に大事な物が見えなくなってしまっているのかもしれない・・・

そう思った瞬間、「よし!この旅では、なんでも飲んで食べてやろう!」っと強い思いが内から湧き、食堂へ入る事にしました(o^^o)

つづく・・・

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