人生とは不思議なもので、たった一度の出会いで、生き方が変わります。
忘れもしません2017年3月1日に愛媛県倫理法人会が主催した高山良二氏の講演会が、私と高山さんとのご縁の始まりでした
私は、歴史が好きで、当時は武士道精神に関心があり「葉隠」や名越二荒之助さんの「武士道の心」等々の書籍を読み漁っており
遠い昔の日本人の生き方を、武士道精神を通じてかつての志士達は何を考えていたのかを理解しようとしておりました。
少しずつ侍という人々の生き方、考え方が理解できはじめるにつれ、私の中の日本人として受け継がれているはずの武士道精神が明確化され不思議と燻り始めるのを感じておりました。
そんなある日、たまたま高山良二氏の講演会に参加しました。
最初は、「遠い遠い外国で地雷処理とは、ご苦労様です、愛媛県にもこんな人おったんや、いいお話が聞けそう!」という程度にしか思っていませんでした。
しかし講演会に参加し高山さんのお話を聞きながら、私は衝撃を受けました、地雷処理の活動もそうですが
それ以上に、武士の達人、武士道の精神にのっとった、書籍の中でしか感じた事がない考え方や生き方が高山さんと重なって見えたからです
私は40数年の人生を振り返っても、武士道の達人の様な人物に出会った事がありません
いや、もしかすると、少なからずも私が武士道精神を理解したから、感じられる様になったからかもしれませんが
講演翌日(当時、毎月1万円を貯金して年間12万円を自分が信頼する団体へ寄付しておりました)
私は、気が付けばその12万円を握りしめ、家の近くの郵便局のATMで、IMCCD国際地雷処理、地域復興支援の会のパンフレットを眺めながら振り込みしていました。
一瞬、講演を聞いただけで信頼していいのかと、躊躇いはありましたが、自分の感じたそのままを信じ振り込みを致しました。
その1週間後に高山さんから電話があり、高山さんと直接会話をしたのはその時が初めてでした。
つづく・・
因みにこの写真は2017年3月11日に高山良二さんにお会いした写真です。
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