「カンボジアへ入国できるのか!」カンボジア訪問記2017兵頭栄介ブログ(11)

カンボジア訪問記

前回の振り返り

やっとタイから5時間かけて、カンボジアの国境に着きました。
早速、カンボジアへ入国する手続きをしようとしましたが、ビザを記入するテーブルや用紙がなかったので、無謀にもパスポートだけを持って受付へ行くと、案の定「ビザを出せ!」と言われました(汗)

私は言葉がわからないので、すっとぼけていると、あきらめてパスポートにハンコを押してくれました、ラッキー(笑)。

ところが次の関門で、屈強な一人の兵士が❗️私を見下ろす様に現れ、睨みつけながら前に立ちはだかりました‼️絶体絶命(涙)

〜ここからが前回の続きになります〜

その体格の良いタンクトップを着た兵士が、話し掛けてきました、しかし❗️言葉がわかりません(汗)

私がオロオロしていると、次第に語気を荒げ「GO❗️BACK⁉️」カンボジアへ行きたいのか、引き返すのか、どっちやねん‼️

と言わんばかりにまくし立ててきました。
(一部、親しみやすい関西弁で表現をさせて頂いております(笑)

私は、それに対して「GO!GO!GO!」カンボジアへ行きたいんです!と言うと

「だから!ビザ出せやコラ!」と言う感じで怒られました(汗)確かにそうです・・・。

状況をうまく伝えられない私に、呆れ果てた彼が、裏の事務所へ来いと手招きをしました・・・はい終了です(涙)

カンボジア軍、ポルポトの歴史、共産主義国の恐ろしさが頭をよぎり、日本のヤクザの事務所どころではない恐怖を感じました。
そんな事を考えると、完全にオシッコちびりそうです。

なんとか冷静に心を落ち着かせると、元々この場所で高山良二さんと待ち合わせをしていた事を思い出しました!

周辺に高山さんがいるはずです。そこで一か八か、私は兵士に向かって

「高山良二!高山良二!」と連呼していました・・・(汗)

それにしてもいきなり日本人の名前を言われても何のこっちゃ?でしょう・・・。

しかし‼️

さっきまで私を見下ろすように睨みつけていた兵士が「チッ!」と舌打ちをした瞬間、なにかを察したのか!表情を変えました。

え!まさか! 通じたのか?

すると兵士は私を裏の事務所とは違う方向へ手招きをして、歩き始めました。

いったいどこに連れて行かれるんだろう?

少し歩いた先の広場に一つのテーブルがあり、数人がそこで談笑していました。
そこで兵士が、指を刺した人物が「高山良二」さんだったのです!

私にとって短い様で長〜い道のり、高山さんに出会えた事が奇跡にも思え、一気にカラダの力が抜けました。

高山さんも、私を見つけるといつもの涼しい顔で「よぉ〜!来たか!まっとったぞ!(笑)」と言いましたが・・(よぉ〜!じゃないよ!まったく〜!)です(笑)

気づくと私を案内してくれた兵士は、その場を黙って去りました。

高山良二さんが楽しそうに話をしていた人達は、軍の偉い人達の様です、私も紹介されましたが苦笑しかできませんでした。

私は高山さんに連れられ、ある建物に入りました。この区域の中で一番偉い人達の居る建物の様です。

ここで入国手続きができるらしく、中に入ると高山さんが「お〜元気か〜$%&#?」という適当な感じて言葉を交わし挨拶をすませました。(因みに高山さんも挨拶程度しかカンボジア語は話せません)

建物の中には軍幹部が二人座っていて、私はビザの用紙をもらい、ここで記入する事になりました。

私は貰ったビザに記入をしようとすると、なぜか軍幹部の一人が私のパスポートと、ビザを取り上げ「OK、OK」と言いながら、私の代わりに手早く記入をしてくれました・・・通常は有り得ません(笑)

全ての手続きをオートマチックに終え、高山さんは軽いノリで「サンキューサンキュー%&$#?」と言いながらまた意味不明の言葉を交わし部屋をでたので、私も軽くお辞儀をして部屋を出ました。

これで晴れて正式に入国手続きが完了です。

それにしても高山良二さんの存在感は凄かった、権力を持った要人クラスの扱いをされた感じです。しかし高山さんは、日本でもカンボジアでも地位や権力はありません。

この時に考えさせられた事
高山良二さんには、人間力と利他の取組みが評価され、目に見えない地位や権力が、このカンボジアでは確立している様に思いました。

本来、地位や権力がなくても高山さんの様に世の為、人の為にできる事は沢山あります。

国の為、地域の為、次世代の可愛い子供達の為に、無私の精神で仕事ができる人物こそ、真の地位や評価が与えられるのです。今の日本人は目に見える地位や権力で人を評価しすぎです。一人一人がしっかりと知恵をつけ、人を見極る目を養い、本当に志ある人物を応援、評価、尊敬を持って讃える事ができる社会にしなければ地域はもちろん国は良くならないと強く思いました。

つづく・・・

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